最初にお香に触れたのは伽羅の香りを聞いた時だ。
伽羅とは、金の何倍もする非常に高価な香木の最高峰である。
その香りは幽玄の世界へ誘うと云われている。
私は、その表現しようにない香りの世界に魅了されてしまった。
しかし、現代では和の香りが世間に認知されていない。
お香-すなわち和の香りとは、約10種類ほどの生薬を調合する古来の焚く薬が源流となっている。
生薬を原料とするからこその面白さがあり、その深い世界にお釈迦様、楊貴妃、徳川家康など数々の歴史の偉人も魅了された。
文献を読み解いていくと、不老長寿の香、死者が蘇る香といった不思議な話もたくさんある。
これらの古き良き香りの文化を現代へと伝えていくことが、私の使命だと感じている。
また、活動を続けていくと、仏縁としか思えない様々な方々のご支援を頂き、人の縁に感謝してもしきれない。
全てのモノに通ずる香りを創れるよう、日々精進して参ります。

 

1986年4月8日 1872年創業 岩佐佛喜堂の長男として誕生
2009年 龍谷大学卒業後、香問屋に入社
2011年 株式会社岩佐佛喜堂に入社後、お香の研究に没頭
2014年11月 お香ブランド「流川香」設立
2015年8月 New York Gift Show 出店
2016年6月3日 韓国済州島「日韓ジョイントシンポジウム」お香論文発表
2016年12月1日 日本人間工学会「お香が生体の自律神経活動に与える効果」発表
2017年 常務取締役就任
2017年11月 徳川宗家19代目家広氏より「岩佐喜雲」の称号を拝受